韓国株でストップ高が何日続けば、元本は2倍や10倍になるのでしょうか。100万円を元本に、毎営業日ちょうど30%上昇すると仮定すると、3営業日目に200万円を超え、9営業日目に1,000万円を超えます。
目標額を超えるまでのストップ高回数
韓国取引所の案内では、通常の株式の値幅制限は基準価格の上下30%です。ここでは毎営業日、正確に上限の30%まで上昇し、その日の金額に翌日も30%が付くと仮定します。
| 目標倍率 | 100万円の目標額 | 初めて目標を超える営業日 | その日の金額 |
|---|---|---|---|
| 2倍 | 200万円 | 3営業日目 | 219万7,000円 |
| 3倍 | 300万円 | 5営業日目 | 371万2,930円 |
| 5倍 | 500万円 | 7営業日目 | 627万4,852円 |
| 10倍 | 1,000万円 | 9営業日目 | 1,060万4,499円 |
| 100倍 | 1億円 | 18営業日目 | 1億1,245万5,407円 |
2営業日連続の上昇では169万円なので、まだ2倍ではありません。3営業日目に219万7,000円となり、初めて200万円を上回ります。10倍も同じです。8営業日目は約815万円ですが、9営業日目に約1,060万円となります。
30%を回数分だけ足さない理由
3回のストップ高は、単純に30%を3回足す計算ではありません。初日に100万円が130万円になり、2日目の30%は最初の100万円ではなく130万円にかかります。3日目は169万円に30%がかかります。
| 連続ストップ高 | 計算 | 100万円の変化 |
|---|---|---|
| 1営業日 | 100万円 × 1.3 | 130万円 |
| 2営業日 | 100万円 × 1.3² | 169万円 |
| 3営業日 | 100万円 × 1.3³ | 219万7,000円 |
| 9営業日 | 100万円 × 1.3⁹ | 約1,060万円 |
利益が翌日の元本に加わるため、上限までの上昇が続くと、金額は単純な足し算より速く増えます。ここで答えるのは、5日後にいくらになるかではなく、指定した目標額をいつ超えるかです。
米国株には一律の1日30%値幅制限がない
この計算は韓国株の1日30%という値幅制限を前提にしています。米国株には、韓国株と同じように全銘柄に一律で適用される「1日30%の上限」はありません。米国のLimit Up-Limit Down制度は、一定の価格帯の外で取引が成立するのを防ぎ、条件によって取引を一時停止する仕組みです。全銘柄に固定の30%上昇を許す上限ではありません。
米国株に毎日30%の上昇を繰り返し当てはめることはできますが、それは市場のストップ高ルールではなく、任意の日次リターンによるシミュレーションです。
実際の取引で変わる条件
毎日のストップ高で、希望する数量を買い、保有し、売れるとは限りません。買い注文の待機、流動性、売買停止、開示、手数料、税金、権利落ちなどによる基準価格の調整、値幅単位の丸めが結果に影響します。土日と休場日は営業日に含まれません。
これは特定の銘柄のストップ高を予測したり、売買を勧めたりするものではありません。韓国株の30%という固定条件で、元本が2倍・10倍になるまでの営業日を計算した例です。
